
大東亜帝国って恥ずかしい? そんな疑問がありますか?
「大東亜帝国」で検索すると、ネガティブなワードが出てくるので、気になりますね。
例えば、こんな言葉。
- 落ちた
- Fラン
- 行く価値がない
- 誰でも入れる
- 後悔
- やばい
実情はどうなのか。
- 滑り止めが多いかもしれない
- 低レベルだがFランではない
- 学生の志向次第
- 一定の学力が求められる
- おもに就職や経済面で
- 就職で苦労するかもしれない
これから本編で詳述します。
さらに、この記事では以下の点にも触れます。
この記事をご覧になれば、「大東亜帝国は恥ずかしいのか」という疑問は解消し、大東亜帝国のいいところがわかります。
- 大東亜帝国が恥ずかしいと思われる理由と誤解
- 大東亜帝国の序列とおすすめの学部
- 恵まれた立地や優れた就職実績
- グローバル人材の育成と教育の質
大東亜帝国「恥ずかしい」の真相6つの疑惑
- 疑惑1「落ちた」:滑り止めが多いかもしれない
- 疑惑2「Fラン」:低レベルだがFランではない
- 疑惑3「行く価値がない」:学生の志向次第
- 疑惑4「誰でも入れる」:一定の学力が必要
- 疑惑5「後悔」:おもに就職や経済面で
- 疑惑6「やばい」:就職で苦労するかもしれない
疑惑1「落ちた」:滑り止めが多いかもしれない
大東亜帝国は都内の私立総合大学から成る大学群。構成大学は以下のとおりです。
大: 大東文化大学(東京都板橋区)
東: 東海大学(東京都渋谷区)
亜: 亜細亜大学(東京都武蔵野市)
帝: 帝京大学(東京都板橋区)
国: 国士舘大学(東京都世田谷区)
どの大学も偏差値が40前後の学部が多いため、滑り止めに受験する人が相当数いるでしょう。
というわけで、「大東亜帝国は志望校に落ちた人が行く大学群なので恥ずかしい」と思われているのかもしれません。
疑惑2「Fラン」:低レベルだがFランではない
大学群の序列を見ると、大東亜帝国は日東駒専(日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学)の下になります。
日東駒専未満はFランとみなす人たちが一定数いますので、「大東亜帝国はFランなので恥ずかしい」と思うかもしれません。
そもそも「Fラン」という言葉に明確な定義はありません。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
確かに大東亜帝国の大学には、偏差値が30台後半という学部が少なからずあります。
それでも、各大学全体の平均偏差値は45前後なので、一概に大東亜帝国をFランと呼ぶのは適切ではないでしょう。
疑惑3「行く価値がない」:学生の志向次第
大東亜帝国の大学に行く価値は人それぞれ。個々の学生が望む進路によって、価値の有無は変わってきます。
例えば、帝京大学の医学部のように難関校レベルの学部に進学できれば、十分に自身の実力に見合った教育を受けられます。適性に合った学部を選べれば、大いに価値があると言えるでしょう。
一方、就職活動では学歴フィルターに引っかかる可能性があるため、就職を重視するのであれば、価値は下がるでしょう。
このように、学生個々の志向性によって、大東亜帝国の大学に行く価値は大きく変わります。
疑惑4「誰でも入れる」:一定の学力が必要
大東亜帝国は誰でも入れる大学ばかりというわけではありません。一部の学部は偏差値が35前後で、Fランレベルですが、多くの学部は偏差値40~60以上を維持しています。
というわけで、ある程度の学力を持った受験生でなければ、大東亜帝国への合格は難しいと言えます。但し、大半の学部において、入試の壁は高くありません。
難関校を狙う受験生は、「大東亜帝国は誰でも入れる大学ばかりで恥ずかしい」と思うかもしれませんが、一定の学力は求められます。
疑惑5「後悔」:おもに就職や経済面で
大東亜帝国の大学に行った学生の中には、後悔する人が少なからずいると考えられます。
理由の1つは、学歴フィルターの影響で就職活動が難航すること。優良企業は、大東亜帝国レベルの大学を志望者対象外とすることが多く、内定を得ることは容易ではありません。

別の理由は、大東亜帝国の大学はすべて東京都内の私立大学なので、学費や生活費など経済的負担が重くなること。東京での生活を甘く見ていたのかもしれません。
このように、就職や経済面で問題が生じることから、大東亜帝国への進学を後悔する学生がいると考えられます。
疑惑6「やばい」:就職で苦労するかもしれない
大東亜帝国がやばいと言われる最大の理由は、就職に関する問題でしょう。
先にも述べたとおり、多くの企業が学歴フィルターを設けており、大東亜帝国のような中堅校以下の大学は選考対象外になりがちです。

加えて、大東亜帝国の一部の学部では、国家公務員試験の合格率が低いことも明らかになっています。
このように、民間企業でも公務員でも就職が難しい現状があり、「大東亜帝国はやばい」と言われているようです。で、恥ずかしいと思う人がいるかもしれません。
次に、大東亜帝国を恥ずかしいと思わない理由を見てみましょう。
大東亜帝国を恥ずかしいと思わない理由
- 大東亜帝国の序列は日東駒専の下
- おすすめできる学部
- 首都圏に位置する恵まれた立地と教育環境
- 就職実績は意外に高水準
- 課外活動が盛んでグローバル人材育成にも注力
- 優秀な教授陣と充実した学習環境
大東亜帝国の序列は日東駒専の下
先にも述べたとおり、大東亜帝国は日東駒専に次ぐ序列の大学群。全国的に見れば中堅レベルです。
各大学の偏差値を見ると40前後の学部が中心。それより優秀な学部でも50前後が大半を占めています。
このように、偏差値の範囲が全国平均の中位レベルに収まっているため、大東亜帝国全体としては中堅校の位置付けが適切と言えるでしょう。
一方で、大東亜帝国の中には難関校レベルの学部があることも見逃してはなりません。そこなら恥ずかしいどころか、自慢できます。
中堅大学群の中に一部難関校レベルの学部がある、というのが正しい見方でしょう。
おすすめできる学部
大東亜帝国の中でもおすすめできる優秀な学部があります。例えば、帝京大学、東海大学の医学部は全国的に見ても難関校レベル。受験難易度が非常に高いことで知られています。

加えて、国士舘大学の政経学部、経営学部、東海大学の政治経済学部、経営学部、文学部も高い評価を得ています。
但し、大学や学部によってレベルのばらつきが大きいのも事実。自分の学力と希望に合わない場合、修学環境が合わないリスクもあります。
自分が希望する専攻分野に適した大学や学部を選べば、学力に見合った教育を受けられ、恥ずかしいと思うことはないでしょう。
大東亜帝国でもおすすめできる学部があるということです。
首都圏に位置する恵まれた立地と教育環境
大東亜帝国に属する大学のキャンパスは、いずれも東京都内または神奈川県内にあります。首都圏に位置していることから、大東亜帝国の大学には大きな利点があります。
まず、交通の便がよく、どこからでもアクセスしやすいことが挙げられます。東京や横浜の主要ターミナル駅から最寄り駅までは比較的近く、遠方から通学する学生でも負担が少ないでしょう。

さらに、首都圏ならではの生活利便性の高さも魅力的。大学の周辺には様々な店舗や施設が揃っており、プライベートな時間も快適に過ごせます。
加えて、首都圏の私立大学は一般的に施設や設備への投資が手厚く、大東亜帝国の大学も例外ではありません。
最新の実験機器や図書館、さらには学生寮やクラブハウスなど、教育環境と生活環境の両面で恵まれています。
就職実績は意外に高水準
大東亜帝国の就職実績は、一般的な印象よりも高い水準にあります。ぜんぜん恥ずかしくありません。
各大学の就職率(2025年3月卒)は以下のとおり。
| 就職希望者 | 就 職 者 | 就 職 率 | |
|---|---|---|---|
| 大東文化大学 | 2,307人 | 2,259人 | 97.9% |
| 東海大学 | 4,726人 | 4,608人 | 97.5% |
| 亜細亜大学 | 1,230人 | 1,220人 | 99.2% |
| 帝京大学 | 3,899人 | 3,756人 | 96.3% |
| 国士舘大学 | 2,287人 | 2,222人 | 97.2% |
各大学の就職実績を見てみると、中堅、中小企業に加えて、大手優良企業に就職している学生も少なくありません。
もちろん、難関大学と比べれば就職面での不利はあるものの、大東亜帝国がある程度の実績を残せているのは、各大学の徹底した就職支援の賜物であると考えられます。
各大学の就職先は以下の大学公式サイト当該ページでご覧ください。
- 大東文化大学公式サイト・就職実績
- 東海大学公式サイト・キャリア就職
- 亜細亜大学公式サイト・就職状況データ
- 帝京大学公式サイト・学部ごとの「進路・就職先状況」*
- 国士舘大学公式サイト・就職実績
*帝京大学の公式サイトだけ大学全体の就職状況を一覧できるページがありません。学部ごとの「進路・就職先状況」をご覧ください。
課外活動が盛んでグローバル人材育成にも注力
大東亜帝国の大学では、課外活動が活発に行われています。おもに、スポーツ系のクラブ活動が盛ん。実績もあり、多くのトップアスリートが輩出されています。

一方で、最近ではグローバル人材の育成にも力を入れるようになってきました。
例えば、留学制度を充実させたり、語学教育を強化したりするなど、国際的な舞台で活躍できる人材を育成。すでに多くの卒業生が海外で活躍しています。
このように、大東亜帝国の大学ではスポーツ面でのトップアスリート輩出に加え、グローバル人材の育成にも注力しており、卒業後の進路選択肢が広がる環境が整備されています。
優秀な教授陣と充実した学習環境
大東亜帝国に所属する大学の教育の質は決して低くありません。教授陣を見ると、東京大学や一橋大学出身者が多数在籍しており、一流の教育を受けられる環境が整っています。
さらに、図書館が充実している大学も多く、学生が自主的に学習しやすい環境を提供。個人用の学習スペースから集団で利用できるスペースまであり、様々な用途に合わせて活用できます。
このように、大東亜帝国の大学では著名な出身校の教授陣による手厚い指導と、それを補完する学習環境が両立しており、高い教育の質が保たれていると言えます。
この点においても、「大東亜帝国の教育は恥ずかしい」とは言えないでしょう。

大東亜帝国「恥ずかしい」の真相【まとめ】
以上、大東亜帝国は恥ずかしいのかという疑問について書きました。
まとめると以下のとおりです。
お役に立てば幸いです。
2024/3/15,2025/9/9

コメント